ちょっと語弊のあるタイトルだったかな。
2月21日の人間福祉学科主催のイベント『フェスティバル「介護の仕事っておもしろい!」』に参加してきました。
私は現職に熱中しているので、介護を仕事にするつもりはないのですが、いつかは家族の介護が生じるはずで、(なるべく遠い将来であるよう祈っているけど)他人事ではないイベントだったんです。
それがとても面白くて。仕事じゃないけど面白いから、「介護の仕事っておもしろい!」。
何が面白いかというと、たとえば・・・・
「これから起きますよ」と声をかけ、介助される人自身が起きようという動作を始めてから掌を添えて動作を助けると、介助する人もされる人もとても楽なんだそうです。ところが往々にして「起きますよ」と言いながら起こしてしまいがちなんだとか。
本人の動こうという意志のないところでゼロから動かすより、残っている能力を使って動こうとしているのを助ける方が、お互いにいいに決まっています。
ほんの一瞬待つだけで、動作の回転が始まる。筋肉の緊張なり弛緩なり、わずかな始まりの動きがあるだけで、介護はうんと楽になる。
なのについつい、チャッチャと動ける介助者の意思、介助者の力だけで、動作が進められる経験は、子育てしたことのある人なら大概身に覚えがあるのでは?
あのときは相手が小さくて軽かったからそれもできた。でも介護のときは、起きたい人と起こしたい人が心をあわせてかかるのが肝心だなあと思います。
また、摩擦の力、引力に重力もうまーーく使って、軽々と起き上がりましょう起き上がっていただきましょう、使えるものは何でも使いましょうという発想が面白い!
摩擦の話など、でんじろう先生の科学実験のようで、目が覚める心地がしました。中学校の理科って馬鹿にできませんね。こんなふうに役に立つんですから。
道具だってクリーニング屋さんのくれる袋がすべりをよくするだの、百円均一で買える滑り止め(100円のシート1枚を16枚に切り分けたと先生は言ってました。一人じゃ使い切れないです)が役に立つだの、安価または無料のものも、使い方次第。うーん。そんな使い方があるなんて、目からウロコとしかいいようがないことがいっぱい・・・・。
イベントに足を運んでよかったと思いました。十文字学園まで片道2時間ですが、出かけてよかった。いい日曜日でした。